2017年08月17日
紺野昌彦・世界経済のパラダイムシフト
こんにちは紺野昌彦です。
ちょっと記事の保存で転記します。
紺野昌彦



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ちょっと記事の保存で転記します。
紺野昌彦のブログでよく、グローバル経済、アジア広域経済などをよく書いていますが、それらの動きは予想以上に早く、そして私生活ではあまり気づかないのですが、気がつけば取り残されていると言っても過言ではないくらいなのです。
もちろんマクロ的にもミクロ的にもその傾向は高く、IT化、情報化社会になってからはそのスピードはさらなる加速を始めてもいるようです。
そんな時代に適合する地域づくり、そして企業作りを目指した会を先日、友人たちの会社や、多くの協力者の皆様の力で発足に至りました。
パラダイムシフト(paradigm shift)という言葉は、その時代やなんらかの分野において、従来、当然のこと一般的常識と考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが、革命的にもしくは劇的に変化することを言います。
まさに今はその渦中でしょう。経済も政治も。
この言葉は、科学史家トーマス・クーン博士が科学革命で提唱した内容なのですが、ここ10年はその渦中の中と言っても過言ではないでしょう。Facebookなどのソーシャルメディアの普及による情報伝達の変化などは、生活に密着しながらもそこまで違和感なく、皆さんは生活しているでしょうが、これこそ最たる例かもしれません。
人の営みや趣向、今何をしているのかを瞬時に知るすべは、元々人間は持ち合わせていませんし、FBだけでも9億人のパーソナルスペースの情報が氾濫している環境を生んでいます。
これからの派生で、広告業界や、各種メディアへの影響は大きく各メディアの業績圧迫を招いている事実は、ご存じの方も多いことと思います。
地域経済でもでもそうです。
流通の変化、大型店舗の台頭で、昔ながらの商店街はシャッター街化し、大手の販売店やロジスティックを持ったところにマーケットは独占されています。これらはスクラップアンドビルド、いわゆる開発された中心市街地が老朽化し、未開発の郊外に開発が移行する過程に発生する一般的な事ではあるのですが、普段の生活ではそこまで考えての事ではありません。
マクロ的にも国内経済から大きくアジア広域経済になった今は、周りの商店や量販店に売られている商材の大半は海外製品であり、そのデザインやノウハウ、アイデア的なくりえティブな部分は先進国で、そして生産は安価なアジア諸国へと移行しています。ですが皆さんの周りで、それらの広域経済の物流にどれだけ親しんでいる企業が存在するでしょうか??
物流だけでもなく金融や資産、人もそうです。
日本の人口減少は皆さんもご存じの事でしょうし、僕もよくブログに書いてきました。3年も4年も前から。
ですが、これは自然死の6万人前後の数よりも、海外へ流出する日本人の数が多いのもまぎれもない事実であったりします。その数は年間で12万人。
そして日本の個人や企業が持つ、海外資産は、700兆円を超えるとも言われています。
これも年々増加の一途で、日本の持つ海外資産は17年連続で世界1位だったりもします。これは否定的な意味だけではなく、これから還流する地代や収益、利息などが、月間10兆円近く日本へ流入しているとも言われているので、必ずしもマイナスでもない一面もあります。日本国内に置いていても、今の国内の銀行金利、国債価値、経済成長率から見ても無意味ですから。
軽く書きだしても、これくらは出て来ます。
これらは普段の生活ではあまり感じられる事ではありませんが、時代と共に大きく変化している事は間違いなく、その速度は年々スピードを増しているのは事実です。
前座が大変長くなりましたが、こんな環境の中、その背景を利用すれば、大きく企業収益を延ばすことも出来ます。
それにより雇用の増加や、規模の拡大、そして納税する額も大きくなり地域のプライマリーバランスを大きく改善する事も場合によっては、可能な事だと紺野昌彦は思っています。
紺野昌彦


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Posted by masahiko at 05:27│Comments(0)
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